作り手はフランス、ロワール地方のトゥーレーヌ村のクロード・クルトワ。そこで牛・豚・馬・鶏・羊などを育てながら、ビオディナミで素晴らしいワインを造っています。
「環境の調和が完全にとれていれば、収穫の時期に雨が降っても腐敗果の心配もなく、素晴らしいワインを作ることができる。ビオディナミといっても、よその畑の草や堆肥を持ってきたら環境が壊れる。
だから私は、醸造家であるよりも農夫であり続けたい」と語っています。
奇跡のワインと呼ばれ、フランスで熱狂的な信奉者が増えているクルトワ父子のワイン。極端なまでの低収量で、究極ともいえる有機ワイン。彼らのワインは、アペラシオンとしては「トゥーレーヌ」を名乗れるものの、あまりにコンセントレーションが強く、特異な味わいのため、AOCの認可を委員会より与えられず、また自らも望まないため、格下の「ヴァン・ド・フランス」となっています。
でも、やるんだ問題、です。
香味として、何か根源的なものを感じます。ちゃんと生きよう、そんな感じです。
ワイン食堂いとうや
大阪 本町 四ツ橋 界隈
伊東大輔
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