レ・ミゼラブルの追記です。
著者のビクトル・ユーゴーはこの本を1862年6月30日に出しました。彼が60歳の時でした。
この本の構想を約20年前から練っており、1842〜45年頃から書き始めていた様です。
しかし、彼は時の反体制側だったので、弾圧され、
やむなく外国に亡命し雲隠れしたそうです。
十数年の時を経て、舞い戻り、一気に数年で書き上げた様です。
(昨年の映画公開年はちょうど発売から150年目に当たります。製作サイドはそれを意図していたのかどうか?)
発売されるや否や、大当たりし、人々はこぞって買い求め、
大ベストセラーになったそうな。(ちなみに、売り上げは発売から六年で52万フラン)
150年前も今も人々の感動の対象は不変ということでしょうか。
しかし、ユーゴーさんも、まさか、150年後に本作がイギリスで映画化されて、日本を含め世界中でこんなに多くの人が涙するとは思ってもいなかったでしょうね。
最後に主人公ジャン・バルジャンは実在の人物を素に描かれ、その他の多くの登場人物も同様であるとのことです。衝撃!
ワイン食堂いとうや
(大阪 本町 四ツ橋 界隈)
伊東大輔
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