マルセルラピエールとクリスチャンデュクリュです。
2011年は私の独自の情報では非常に難しい年であると仄聞しておりました。
春先から非常に気候が良く、ブドウの成長は早いもののバラつきも多く、中心部分は未成熟なものも多かったそうです。それだけに生産者の力量が問われると思われていました。
しかし、上の二本を実際に試飲した結果、二本とも非常にクオリティが良いのです。正直、驚きました。
旨味と凝縮感がこれまでのものよりあったのです。
色々つらつら考えたのですが、ボージョレヌーボーは今、全く注目もされてませんし、今日なんかも、マスコミで、殆ど取り上げられてませんでした。
もう、終わりかけのヤバい状態です。
出荷量も減少の一途でしょう、だからこそ、生産者も量を追求することなく、質を追求し、良いモノをギリギリラインで、適正価格でもって出してきた、様に感じました。
ある意味で渾身のボージョレと言えるかもしれません。
ワイン食堂いとうや
伊東大輔
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